田舎の婚活は難しい?地方婚活の課題5選!

田舎の婚活は難しい?地方婚活の課題5選!

地方での結婚といえば、若くして結婚するカップルのイメージが強いのではないでしょうか?

学生の頃からの付き合いでゴールインし共通の友人たちが祝福してくれる——”

そんな地元ならでは光景は、地方社会の理想の結婚像として確立されているように思えます。

しかし一方で、地方の婚活は難しいとも言われているのが実情です。

同世代が若くして結婚したり、あるいは上京していく中で、残された未婚者の婚活は決して簡単ではないのです。

今回本記事では、難しいと言われる地方婚活の課題を取り上げて解説いたします。

地方暮らしの方はもちろん、都心部に住む方にもご一読いただければ幸いです。

地方婚活の課題5選!

それでは早速、地方婚活の課題5選を解説してまいります。

若い未婚人口が少ない

地方婚活の最も大きな課題には、若い未婚人口が少ない点が挙げられます。

当然ながら婚活は、出会いの数だけチャンスが多くなるのですが、地方は若者の人口が極めて少なく、むしろ減少傾向にあります。

出会いが多ければ価値観の合う異性と巡り合う可能性がグッと高まりますが、地方婚活ではそもそもの選択肢が限られてしまうのです。

顔見知りが多すぎる

地方婚活では、顔見知りが多すぎる点も課題になります。

特に田舎になるにつれてコミュニティーは狭くなるため、良くも悪くも“同世代の異性のことを皆が知っている状態”になりやすいです。

よって幼馴染カップルのゴールインが増える一方で、地元の結婚ブームを逃すと新たな出会いを得るのが難しくなるという実情が潜んでいるのです。

知人や家族に婚活サービスの利用がバレる

また地方のコミュニティーの狭さは、婚活サービスの利用が知れ渡ってしまうリスクにも繋がります。

地方婚活では、田舎特有の情報網が働くことで、デートやマッチングの情報が周囲に漏れてしまうケースを考えなくてはなりません。

当然、婚活を知られたくない方にとっては、婚活サービスの利用を妨げる大きな懸念材料になってしまうのです。

婚活イベントが少ない

地方婚活では、婚活アプリのユーザー分母が少ないことに加え、婚活イベントが少ない点も課題になります。

一般的な婚活イベントの運営元はどうしても採算を優先するため、人が集まる都心部ばかりにイベントを集中させます。

よって本来、婚活支援を早急に必要とするのは地方のはずですが、なかなか婚活イベントが開催されないという事態に陥っているのです。

中には「お見合いトラベル」のように、地方自治体と協力し、婚活イベントを人口支援につなげる事業者も見られますが、全国的に婚活施策が追いついていないのが現状です。

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収入が少ないことで婚活に踏み出せない

地方婚活を諦めてしまう方の中には、収入が少ないことで将来に不安を感じたり、結婚に自信が持てないという方も数多くいます。

過疎化が進む市町村では、経済が回らなくなることで賃金が上がらず、人が減っていく悪循環が見られ、実際に都市部との間に賃金格差が生じています。

都心部に住む人よりも金銭面で劣ることが精神的に足枷となり、積極的な婚活に踏み出せない方がいるのです。

地方婚活の課題に対する最適な解決方法はあるか

では、上述してきた地方婚活の課題に対し、どのような方法で対応することができるでしょうか?

最後に、地方婚活の課題に対する最適な解決方法について考察します。

ネット婚活を最大限に活かす

地方婚活の課題を解決する方法の1つとして、ネット婚活を最大限に活かすことが挙げられます。

昨今のネット普及は、今や場所を問わないコミュニケーションを可能にしており、婚活においても場所の制限を受けずに活動することは十分可能です。

特に最近は、テレビ電話を活用したり、ネットやアプリ上で楽しむ「オンラインデート」も見られ、工夫次第で遠方の異性とも仲を深めることができるでしょう。

尚、オンラインデートについては以下の記事で詳しく解説しておりますのであわせてご覧ください。

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移住を視野に入れる

未婚者が抱える地方婚活のあらゆる課題は、移住によって解決される点が多いです。

移住と聞くとハードルが高く感じるかもしれませんが、環境が変わることで新たな出会いは訪れるものです。

ただし一方で、地方から都市部への移住は個人レベルでの最適案であって、地方社会全体で見れば人口流出となります。

非常に難しい問題ではありますが、日本の少子高齢化人口問題においては、都市部から地方に移住する仕組みの構築が不可欠なのです。

まとめ|都市部→地方の流れが重要

田舎の婚活は難しい?地方婚活の課題5選!

やはり地方婚活の課題の多くは、婚活者の分母=若者人口の少なさに起因しています。

そして、当然ながら新たな出会いを求めて田舎を発つ人は多く、残された方が婚活に限らず様々な面で不自由を強いられるのです。

悪循環を正すには都市部→地方の流れが重要であり、特に最近は、地方の魅力を発信することや、「お見合いトラベル」のような地方移住の仕組みを含めた婚活施策が求められています。

本記事をご覧になっている都市部在住の方には、是非とも地方も視野に入れて出会いの場を模索していただければ幸いです。

「お見合いトラベル」では、婚活旅をテーマに全国各地でお見合いイベントを開催しています。身近な地域内での出会いではなく、全国各地と地方自治体をつなぐことで、継続可能な地域社会の実現に貢献しております。

詳しい取り組みについて以下の記事でもご紹介しておりますので、是非ともあわせてご覧ください。

「お見合いトラベル」について

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