結婚相談所での出会いでは、プロフィールの印象がとても大切です。
中でも「紹介文」は、仲人や相談員が書く場合が多く、本人の人柄を客観的に知る貴重な情報源になります。
しかし、紹介文に書かれている内容を表面的に理解するだけでは、その人の本来の姿を知ることはできません。
この記事では、紹介文を読み解くことによって明らかになる、プロフィールの裏側に隠された情報や、紹介文を読み解くポイントをご紹介します。
結婚相談所でより良いパートナーに出会うためのヒントとして、ぜひご活用ください!
紹介文の仕組みや特徴を理解しよう

まずは、紹介文を読み解くヒントとして、その仕組みや特徴を把握しておきましょう。
ポジティブな情報でのみ構成される
結婚相談所の紹介文では、基本的にネガティブな要素は省かれます。
相談所の信用にも関わるため、どうしても「優しい」「誠実」「真面目」といった良い印象を与えるワードが並ぶのが通例です。
鵜呑みにするのではなく、「なぜこの言葉が選ばれたのか?」という視点を持つことが大切になります。
書かれていない情報がヒントに
ネガティブな内容は省かれるという仕組みから、触れられていない項目にこそ、プロフィールの違和感を探るヒントが隠されていることがあります。
例えば、仕事や趣味に関する記述が曖昧だったり、人柄の説明が抽象的すぎる場合には注意が必要でしょう。
裏側に、あまりプラスにならない情報が隠されている可能性があります。
プロフィールの紹介文に隠された3つの裏サイン

では具体的な例として、プロフィールの紹介文に隠された3つの裏サインをご紹介します。
1.「落ち着いた方です」=会話が苦手な可能性あり
「落ち着いていて穏やかな方です」という表現は、一見好印象に映ります。
しかし裏を返すと、会話に自信がなく、口数が少ない方であるケースも多いです。
特に、「自分の世界を大切にするタイプ」「静かな雰囲気の方です」といった言い回しがある場合は、初対面で盛り上がらない可能性を想定しておいたほうが良いでしょう。
2.「真面目で誠実」だけでは人物像が見えてこない
紹介文の定番である「真面目」「誠実」といった表現は、万人に使える便利な言葉です。
しかし、これらの言葉だけで簡潔に紹介されている場合には、注意が必要です。
「どんな趣味や活動、仕事からそう言えるのか」など、具体的な根拠がない場合には、内容の薄さが気になります。
他に書けるエピソードがなかったり、個性や積極性が乏しいケースが考えられるでしょう。
3.「お相手に合わせていきたい」=意思が見えにくい
「柔軟性があり、お相手に合わせられる方です」というような表現も要注意です。
柔軟性と聞くと前向きに感じますが、裏を返せば「自己主張が少ない」「受け身である」ことを意味しているケースがあります。
結婚を前提とした交際では、人生観や生活スタイルなどの“軸”となる部分に対する考えが求められます。
もしも紹介文から具体的な価値観が見えてこない場合は、主体性がなく交際や結婚に発展しづらい可能性があるでしょう。
こんな紹介文に注意しよう!8パターン
最後に、紹介文をチェックする際に気をつけたいパターンを8つご紹介します。
- 抽象語ばかりが並んでいる
具体例がなく抽象的な表現のみの紹介文は要確認。 - 趣味の記載が曖昧または省略されている
「読書」「映画鑑賞」など無難すぎる表現ばかりのときは、ジャンルなど掘り下げが必要。 - 仕事への言及が極端に少ない
職種が不明だったり、「忙しい」とだけ書かれている場合は聞いてみるべき。 - 家族構成の説明が省略されている
家庭との関係性に何か事情があるのかも?気になる相手なら早めに確認を。 - 「聞き上手」と書かれている
“聞くだけ”が得意な受け身タイプもいるため、会話が一方通行になることも。 - 「穏やか」「優しい」が頻出
他に強調できる要素が少ないサインかも。 - ペットや喫煙などの重要情報が含まれていない
生活スタイルで気になる項目は必ず確認しよう。 - 「価値観が合う方を希望」という曖昧な表現
具体的な希望条件がない場合にミスマッチが起きやすくなる。
まとめ|なぜ?記述内容の理由を考えてみよう
結婚相談所の紹介文は、基本的にポジティブな表現で構成されるため、表面だけを見て判断してはいけません。
「なぜこの表現なのか」「何が書かれていないのか」に注目することで、価値観や性格の根っこの部分を想像することも大切です。
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