結婚相談所や婚活アプリでプロフィールを見ていると、「年収欄が空白になっている男性」に出会うことがあります。
「隠しているのは収入が低いからかな?」と不安に感じた経験がある方も多いのではないでしょうか。
しかし、実は年収を「あえて公開しない男性」の中に、むしろ「狙い目」と言える人が潜んでいることもあるのです。
そこで今回は、男性が年収を記載しない理由や、将来性ある相手を見極めるポイントを解説します。
年収を非公開にする主な理由とは?

まずは、年収を記載しない男性の心理や背景を知っておきましょう。
① 本当に年収が低く自信がないケース
年収が少ないことで、プロフィールに書くことをためらう男性は少なくありません。
特に同世代の平均より下回っていると、「書いたら不利になるかも」と考えてしまうようです。
ただし、このような男性は自分の立場を理解しており、堅実で慎重な人が多いとも言えます。
収入に対して真面目に向き合っているかどうかは、重要な判断材料になるでしょう。
② 年収だけで判断されたくないという考え
あえて年収を非公開にしている男性の中には、「条件目当ての女性を避けたい」と考えている人もいます。
こうした人は、結婚において金銭的な条件よりも、性格や価値観の一致を重視するタイプです。
収入が安定していても、自分の中身を見てくれる相手を求めている可能性があります。
③ 高収入だが職業の理由で記載できない場合
医師や弁護士、経営者など、一部の職種ではプライバシー保護や守秘義務の観点から、詳細な年収を公開しないこともあります。
また、会社の規定で副業や公開活動に制限がある人も、プロフィール上はぼかした記載にすることがあるようです。
情報が少ないからといって、即マイナスに捉える必要はないでしょう。
年収非公開=避けるべきではない?

年収が書かれていないというだけで「この人は信用できない」と決めつけてしまうのは、もったいないかもしれません。
誠実さは他の項目にも表れる
自己紹介文や趣味、生活スタイルなどをよく読むと、収入以外の面からも人柄が伝わってくることがあります。
誠実な人は、言葉選びや丁寧さにもその性格がにじみ出るものです。
収入の有無にとらわれすぎず、全体をバランスよく見る視点を持つといいえでしょう。
条件より“姿勢”が婚活の成否を分ける
婚活の序盤で重視すべきは、「結婚に対する真剣さ」と「誠実な対応力」です。
どんなに年収が高くても、誠意が見えなければ関係は続きません。
年収を書いていない=不誠実とは決めつけず、むしろ“安易な条件開示を避ける堅実な人”という見方も必要でしょう。
狙い目かどうかを見極める3つのポイント

では、年収非公開の狙い目の男性を見つけるにはどうすればいいのでしょうか?
見極めるための3つのポイントをご紹介します。
① 仕事や勤続年数が明記されているか
職種や業界が具体的に記載されていて、なおかつ「○年勤務」「昇進経験あり」などの表現があれば、安定した職に就いている可能性が高いです。
収入額が書かれていなくても、職業の中身からおおよその水準を推測するのがポイントです。
② 金銭感覚や生活スタイルが現実的か
高価な趣味ばかり並んでいたり、「海外旅行が年に何回も」などの記述がある場合、金銭感覚に偏りがあるかもしれません。
一方で、「休日は家で過ごすことが多い」「料理が好き」といった堅実な暮らしぶりがうかがえる人は、長く寄り添えるパートナー候補として注目したいところです。
③ 面談ややりとりで誠実な対応ができているか
実際に話す機会に「年収のことは聞かれたら正直に話すつもりでした」など、落ち着いて受け答えができる男性であれば信頼に値します。
逆に、曖昧な回答やはぐらかすような態度が見られる場合は注意が必要でしょう。
まとめ|数字ではなく人間性も見極めて
年収非公開というだけで相手を信頼できないと判断するのは禁物です。
そこには、「数字だけで評価されたくない」という思いや、「職業上の配慮」といった、見過ごせない背景が隠れているかもしれません。
婚活で本当に大切なのは、年収の数字ではなく、その人の人生観や人間性の部分になります。
表面的な情報に惑わされず、その本質を見抜くことが後悔しないパートナー選択への鍵となるでしょう。
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