カップルや夫婦関係の中で、ついイライラしてしまうことは誰にでもあります。
些細なことで口論になったり、無意識に相手を傷つけてしまったり、時には仕事や直接関係のない対人関係に悪影響を及ぼすこともあるでしょう。
さて、こうした怒りの感情をコントロールする手法に、「アンガーマネジメント」というものがあります。
「アンガーマネジメント」とは、米国生まれの心理トレーニング法であり、最近では企業の研修に用いられることも増えてきました。
実はこの「アンガーマネジメント」の考え方は、日常シーンにも応用することができるため、カップルや夫婦間に生じるイライラや怒りの感情を消滅することにも効果的です。
そこで今回は、アンガーマネジメントを活用したカップルや夫婦の怒りの対処法5選をご紹介します。
怒りをコントロールする術を身につけることで、パートナーとの良好な関係を築いていきましょう。
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それでは早速、アンガーマネジメントを活用したカップルや夫婦の怒りの対処法5選をご紹介します。
1.「6秒ルール」で怒りを客観的に処理する
怒りを感じたときには、即座に自分と怒りの感情を切り離すことが大切です。
アンガーマネジメントには、「6秒ルール」という手法があり、怒りを感じた瞬間に心の中で6秒カウントすることで、落ち着きを取り戻せるようになります。
感情が高ぶると冷静な判断が難しくなりますが、まずは、自分の怒りを「客観的に観察する」イメージで6秒間待つことができれば、感情的な衝突をさけることができるでしょう。
2.自分の感情にベクトルを向ける
「6秒ルール」で心が落ち着いたら、冷静に自分の感情を分析するようにしましょう。
「なぜ自分が怒りを感じたのか?「何が嫌だったのか?」を分析して自分の気持ちを理解できると、怒りの感情を消化しやすくなります。
また、ベクトルが自分に向くことが重要であり、相手に対して「なぜそうしたのか?」を追求する感情が薄れることで、怒りの矛先をうまく逸すことができるでしょう。
3.メッセージ機能を活用する
「つい言い過ぎてしまった…」というシーンは、対面している時に起こりやすいです。
アンガーマネジメントでは、対面での意見の交換を避けてメッセージ機能を活用することを推奨しています。
気持ちを文字情報に落とし込む過程で怒りの感情が削ぎ落とされやすく、発言における冷静な判断がとりやすくなるでしょう。
また、謝罪や発展的な話し合いのきっかけにもつながりやすいので、口下手が多いとされる日本人に特におすすめの手法です。
4.自分にできることだけに集中する
アンガーマネジメントでは、怒りの原因となった事柄に対して、自分にできる範囲でのみ対処することを推奨しています。
怒りの感情を持ったまま自分のキャパシティー以上の行動に踏み切ってしまうと、ますますストレスが溜まるばかりです。
- 疲労回復のために早く寝る
- 自分にできる家事のみ済ませる
- 休みは取れないが可能な限り定時で帰宅する
というように、ある程度の線引きを決めて相手に干渉しないように行動することがポイントになります。
5.感謝の気持ちを忘れない
パートナーに対して怒りを感じた時にこそ、日頃の感謝の気持ちを思い起こすことが非常に重要になります。
「怒っているのに感謝する」なんて難しいと感じるかもしれませんが、カップル・夫婦間で感じる怒りは、理不尽な上司など、いわば他人に対する怒りとは性質が異なるはずです。
アンガーマネジメントでは、怒りの感情をポジティブな感情にシフトすることが推奨されているので、イラッとした時にこそ、これまでの感謝の方に意識を向けるように心がけてみましょう。
まとめ|怒りをコントロールして幸せな関係を!
以上、今回はアンガーマネジメントを活用したカップルや夫婦の怒りの対処法5選をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
せっかく愛し合う二人が、一瞬の感情で関係性を壊してしまうのは非常にもったいないですよね。
円満なカップルや夫婦ほど、感情をコントロールする術を互いに持ち合わせており、常に発展的な態度で問題を解決することができるものです。
ついイライラをパートナーをぶつけてしまった経験がある方は、今回ご紹介したアンガーマネジメントの手法を活用していただき、パートナーとの幸せな関係を構築していきましょう。
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