はじめに
「お見合いトラベル」をご覧いただきましてありがとうございます。
本記事では、地方が抱える【過疎化・後継者不足】問題について解説したいと思います。
私たち「お見合いトラベル」では、地方での集団お見合いイベントを通じた、出会い・結婚のサポートだけではなく、地方の活性化にも力を入れています。
その上で、人口減少に伴う過疎化や後継不足など、地方が抱える現状の問題を知ってもらうことは重要な取り組みだと考えております。
まずは本記事をご覧いただき、地方が抱える問題に少しでも目を向けていただければ幸いです。
過疎について
昨今の日本では、会話の中でも「過疎ってる」という言葉をよく口にしますね。
過疎という言葉が日常レベルに定着してしまうほどヤバい！ということでもありますが、一方で「過疎」という言葉が一人歩きしていることも否めません。
本項で過疎がどういう状況なのかを再認識し、過疎化の現状について正しい知識を身につけましょう。
過疎とは？
過疎とは、人口の急激な減少により地域社会の機能が著しく低下する状態を指します。
日本では都市部に人が集中することで、多くの市町村で過疎化が問題になっています。
最新の人口推移
実際に令和２年国税調査を参考に最新の人口推移を見てみましょう。
出典：令和２年国税調査｜ライフステージでみる日本の人口・世帯
上記は、2020年時の都道県別の人口増減率を表しています。
人口が増加している都道府県はわずか7都県となっており、日本全国のほとんどの地域で人口減少が起きていることがわかりますね。
出典：令和２年国税調査｜ライフステージでみる日本の人口・世帯
また、上記「人口増減率階級別市町村数の割合」からは、
- 全体の82.5%…1,419の市町村で人口の減少が見られる
- 全体の51.3%…884の市町村で人口の減少率が5%を超えている
という厳しい現状が読み取れます。
現に、2010年には1,728あった市町村が2020年には1,719にまで減っているわけですから、今後も過疎化によって限界を迎えた自治体から姿を消していくことになるのです。
後継者不足について
さて、地方の過疎化に付随して課題となるのが「後継者不足」の問題です。
後継者不足とは？
後継者不足とは、事業の後任＝後継者が不足していることを指します。
特に地方においては、地元の会社、お店、伝統文化、時には政治に至るまで「後継者不足」が騒がれています。
地元の様々な活動の継続・伝承が途絶えることが、まさに地域社会にとっての致命傷となるのです。
後継不足が深刻な業界
中でも後継不足が深刻な業界は、
- 建設業
- 不動産業
- 農業
- 漁業
- 伝統業
などが挙げられます。
そこに住んでいなければできない＝地元に根付いて働く業種が多くなっています。
労働人口が足りない！
後継者の不足は、すなわち労働人口の不足です。
若い人が都市部へ移住してしまって、当然子供も増えていかない。
人口流出と少子化のダブルパンチによって、地方社会の継続を極めて困難なものにしているのです。
まとめ｜人口減少は他人事ではない！
今回は、地方が抱える【過疎化・後継者不足】問題について取り上げさせていただきました。
最新の人口推移などを見て、問題の深刻さを再認識された方もいらっしゃるのではないでしょうか？
日本には沢山の観光地があり、魅力ある伝統・文化に溢れていますが、後継者がいなければいつかは衰退してしまいます。
まずは、日本人1人1人が共通課題として人口問題を理解し、地域社会にもっと目を向けていきたいですね！
それでは、最後までご覧いただきましてありがとうございました！
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