結婚生活を送る上で、価値観の相違は非常に重要なポイントになります。
結婚するまでは仲が良かった二人も、夫婦生活に突入してから価値観の違いに気づくこともあるでしょう。
また夫婦の価値観の相違は男女の気質によるものが多く、男女間で生じやすい”理想と認識のズレ“を事前に把握しておくことで、未然にすれ違いを防ぐことに期待できるでしょう。
そこで今回は、結婚前に知っておきたい「男女の理想」三大ギャップをご紹介いたします。
夫婦生活でつまづかないために!本記事で男女の価値観の違いを知っておきましょう。
「男女の理想」三大ギャップ
1. 希望の世帯年収
結婚後に希望する世帯年収には、男女の間で大きなギャップがあります。
以下、婚活事業を複合展開する株式会社IBJの調査結果をご覧ください。
上記によると、
- 男性の最多が「~700万円」(26%)、次点で「~1000万円」(20.5%)
- 女性の最多が「~1000万円」(25.9%)、次点で「~700万円」(25.6%)
となっており、最多の回答を比較すると男性と女性で300万円のギャップがあることが明らかになっています。
要因はいくつか挙げられますが、結婚後に専業主婦を望まない女性が増えてきていることや、単純に女性が結婚相手に求める年収が高いことが考えられます。
お金についての認識のギャップは特に大きな問題になりかねないので、結婚前に現実的な価値観を擦り合わせておきましょう。
尚、既婚男性のリアルな年収事情については以下の記事で詳しく取り上げておりますのであわせてご覧ください。
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現実は〇〇万円!?既婚男性の結婚前のリアルな年収は?2. 家事や育児の分担
家事や育児に対する認識は昔から男女でギャップが生まれやすく、夫婦が衝突する主な原因になっています。
実際に住友生命が実施した「子育て支援・仕事と育児の両立に関するアンケート」では、家庭における家事・育児の負担割合について以下のような調査結果が発表されています。
出典:スミセイ「子育て支援・仕事と育児の両立に関するアンケート」|住友生命
男性では、家事や育児に対する「理想」と「現実」に大きな差を感じていないことがわかります。
しかし一方女性では、「理想」(夫 4.4:妻 5.6) に対し、「現実」(夫 2.6:妻 7.4) と、理想と現実の間に大きなギャップが生じています。
現実問題、女性が家事や育児の7割以上を負担していると認識しているのに対して、男性が4割を負担している”つもり”という状態では、女性がストレスを感じるのも無理はありません。
前述した世帯年収では女性が現実に歩み寄る必要がある一方、家事や育児に関しては、男性が思っている以上の献身性を求められていることを認識したいですね。
3. 出産時期や年齢
出産時期や年齢など子供に関する考え方も、結婚後の男女間でギャップが生じやすいテーマと言えます。
婚活事業を複合展開する株式会社IBJの調査では、「子どもは何歳までにほしいですか?」という質問に対し、以下のような回答が発表されています。
出産について女性では「~40歳まで」(39.7%)「~35歳まで」(33.1%)の回答が多いのに対し、男性では「決めていない」(34.5%)が最多と、回答にギャップが生じています。
高齢出産を懸念する女性に対し、男性は出産時期にやや無頓着な印象を受けますね。
男性としては、あくまで相手の希望に任せるというスタンスかもしれませんが、女性にとってはもう少し出産タイミングに関心を寄せてほしいというのが本音ではないでしょうか?
結婚して家族になる以上、出産が二人の共通の問題であることを認識し、夫婦で共通のビジョンを思い描いていきたいですね。
まとめ|歩み寄ることでギャップを埋めよう!
結婚して夫婦になることは簡単なことではありません。
違う家族のもとに生まれ、育った環境も異なる二人が、本当の意味で人生を共にするわけですから、相応の衝突も起こるはずでしょう。
大切なのは互いを尊重し、価値観の違いを受け入れるということです。
どちらが正しいかという極端な考え方ではなく、二人が納得して進める地点まで歩み寄ることで、価値観のギャップを解消することができるでしょう。
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