みなさんは「婚活市場」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
市場といえば、「売手と買手」がいて「需要と供給」で成立しているように、最近では婚活の世界においても市場という言葉が用いられています。
(実際に恋愛話の中でも「売れ残り」なんて言葉を聞きますよね…。)
そして、商売や取引において“需給のバランス”が大切なように、「婚活市場」においては“男女比のバランス”がなにかと重要視されているのです。
そこで今回は「婚活市場」をテーマに、
- 似た言葉である「恋愛市場」との違い
- リアルな男女比の実情
などを解説していきます。
「婚活市場」と「恋愛市場」
「婚活市場」とは?
「婚活市場」とは、結婚相談所や婚活サービスなど婚活ビジネス全体の市場規模を指す言葉です。
また一般の会話シーンでは、結婚したい独身男女の社会を意味する場合が多いです。
「恋愛市場」とは?
一方で「恋愛市場」とは、恋愛したい男女の社会を意味します。
恋愛か結婚か・・その人が求める段階によって「恋愛市場」と「婚活市場」どちらにいるのかが異なるのです。
「恋愛市場」→「婚活市場」に変わるタイミング
結婚を1つのゴールとして考えると、「恋愛市場」→「婚活市場」へと自身のステージが変わっていくのが自然です。
若い頃には「恋愛市場」で恋人を探していた人も、やがて「婚活市場」で婚約者を探すようになるのです。
そして市場が変わるタイミングには、
- 友人の結婚・出産
- 子供との関わりが増えた
- 親との関係など家族の影響
というように様々なことがきっかけになります。
また最近は、「恋愛市場」に足を踏み入れることなく、いきなり「婚活市場」に立つ未婚者も少なくありません。
結婚を大前提に考え過ぎるあまり恋愛に慎重すぎたり…
効率的な価値観から無駄な恋愛をしたくないと考えたり…
こうした傾向は「交際に興味はあるが恋人がいない未婚者」の増加に関与しており、昨今の結婚観の大きな特徴になっています。
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「女余り」は本当か?
婚活市場では「女余り」という言葉をよく耳にします。
結婚を目的とする市場では、男性よりも女性の方が多いと言われているのですが、果たして「女余り」は本当なのか?
いきなり結果からいえば、数字上は「女余りは事実」ということになります。
では “数字上は” とはどういうことなのか、続けて次項で詳しく解説します!
「婚活市場」のリアルな男女比
「婚活市場の女余り」を考える上では、結婚したい男女の比率を比べる必要があります。
婚活実態調査2023によると、最新の婚活サービスの利用経験割合は、
- 男性‥22.9%
- 女性‥28.2%
となっており、女性の方が婚活サービスの利用率が高いことが明らかになっています。
婚活市場において男性よりも女性の方が積極的な利用傾向が見られるため「女余り」と言われているのです。
一方でこんなデータも!
一方で、令和2年国税調査によると、20〜49歳全ての層で男性の方が未婚率が高く、25歳〜34歳に至っては約10%も男性の未婚率が高いことがわかっています。
出典:令和2年国勢調査 ライフステージでみる日本の人口・世帯|総務省統計局
この数字だけを見れば、男性の方が未婚率が高い=余っているとも考えられそうです。
また、女性の方が婚活サービスの利用率が高いからといって、男性の方が結婚願望がないとは言い切れません。
- 結婚したいけど行動に移せない
- 女性と話す自信/機会がない
など、奥手な日本人男性が多いことは容易に想像されます。
→潜在的な結婚願望は数字上のデータには表れにくい!
「“数字上は”女余り」という本記事の表現には、こうした婚活市場のリアルな実情が含まれているのです。
まとめ|数字に捉われずに!1つの出会いを大切にしよう!
以上、今回は「婚活市場」をテーマに詳しく解説させていただきました。
男性の方が未婚率は高いのに、婚活市場は「女余り」になる実情。
ネット上で騒がれる数字やデータは、必ずしも本質を示しているとは限らないのです。
当然、出会うチャンスが多くても、全てが恋愛・結婚につながらないのが人生です。
まずは目の前の1つの出会いを大切に!
特に結婚願望が高い相手に巡り合える場所や機会を積極的に探していきたいですね!
それでは、最後までご覧いただきましてありがとうございました!
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