皆さんは「ジューンブライド」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
「ジューン(June)=6月」の意味通り「結婚式といえば6月」というイメージをお持ちの方は少なくないと思います。
しかし、実のところ結婚式業界において、6月の結婚式はさほど人気ではなく、むしろ閑散期に分類されることをご存じでしょうか?
特に結婚式場は、閑散期と繁忙期の割引率に差があり、時期によって価格が大きく変わります。
結婚式業界の本来の人気シーズンを知らないと、
- 割高で成約することになってしまう
- 希望したい日取りが埋まっている
など、知らぬ間に損をしてしまうこともあるでしょう。
そこで、今回は意外と知られていない結婚式場の閑散期と繁忙期について詳しく解説していきますので、結婚式を検討する将来に役立つ知識としてご参考にしてください!
結婚式場の閑散期と繁忙期
結婚式場の繁忙期
結婚式場の繁忙期は、大きく分けて以下の2つのシーズンになります。
- 3〜5月(春)
- 9〜11月(秋)
どちらも気候的に過ごしやすいシーズンであることが共通していますね。
上記期間の結婚式は、早くに予約が埋まりやすく価格も高くなりやすいので注意が必要です。
結婚式の閑散期
一方で、結婚式場の閑散期は、大きく分けて以下の2つのシーズンになります。
- 6〜8月(夏)
- 12〜2月(冬)
“夏は暑すぎて冬は寒すぎる”というように、気候的に過ごしにくいシーズンであることが共通します。
しかしながら人気がない分、
- 安く結婚式を挙げられる
- 好きな日取りや時間帯を選べる
- スタッフの質や数が担保されやすい
といったメリットがあるので、必ずしも繁忙期の方がおすすめということはなく、あえて閑散期を選択するカップルも増えてきています。
結婚式場の人気シーズンを左右する主な理由
先ほど触れた「気候の問題」を含めて、結婚式場の人気シーズンは様々な理由によって決まっています。
最後に「結婚式場の人気シーズンを左右する主な理由」をご紹介するので、自分に合った結婚式の開催時期を検討する際のご参考にしてください!
降水・降雪の確率
せっかく結婚式を挙げるなら、天気の良い日にしたいですよね!
暑いor寒いだけなら空調でなんとかなりますが、結婚式には、庭でウェルカムパーティーやブッフェを楽しめたり、晴れの日にしかできない演出があったりします。
また、遠方からお越しのゲストに対しては、天候による交通機関の乱れや移動ストレスに配慮する必要もあるでしょう。
冒頭で取り上げた「ジューンブライド」も降水確率が高い梅雨時期を理由に閑散期となっており、売上を上げたいブライダル業界が謳い文句として「ジューンブライド」を押し出している背景があります。
祝日や縁起の良い日取り
結婚式で人気になる時期は、祝日や縁起の良い日取りの影響も強く受けます。
例として5月は、過ごしやすい気候に加えてゴールデンウィークがあるため、列席者が参加しやすいほか、新郎新婦が続けてハネムーンに向かいやすいといったメリットがあります。
また同じく気候に優れる11月は、2日間の国民の休日があるほか、婚姻関連に縁起の良い「11月22日(いい夫婦の日)」「11月23日(いい夫妻の日)」があることも人気を後押ししています。
行事や時節の配慮
前述した縁起の良い日取りに対し、結婚式の日取りに相応しくない行事や時節が閑散期を生み出している背景もあります。
代表例には8月が挙げられ、原爆の日や終戦記念日、お盆など、結婚式と親和性の低い時節から夏休みがあるにもかかわらず不人気な時期になっています。
まとめ|理想と予算から最適な日取りを選ぼう!
今回は、結婚式場の閑散期と繁忙期について理由とともに詳しく解説しました。
結婚式の人気シーズンは気候的なメリットが大きいですが、やはり価格は高くなります。
時期によって数十万円も差が出るので、理想が充分に叶えられるのであれば閑散期も狙っていきたいところです。
特に最近は、天候に左右されない全天候型のゲストハウスが増えてきているほか、雨や雪に濡れない駅直通の式場を選ぶこともできます。
ぜひ本記事をご参考に結婚式の開催月を検討し、理想と予算から最適な日取りを選んでいきましょう!
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