突然ですが、あなたがこれまでの交際を振り返る時に、常に結婚を意識した恋愛をしていたでしょうか——?
おそらく全ての恋愛に、付き合う=結婚という意識が結びつかなかった方も多いと思います。
しかし、2023年12月にリリースされた「恋愛・結婚調査2023(リクルートブライダル総研調べ)」では、最新の若者の恋愛傾向として「結婚を意識した恋愛」を重視する男女が急増していることがわかっています。
そこで本記事では、最新の若い男女の恋愛観を探るべく同調査結果をもとに、恋愛に対する価値観の変化について考察していきます。
最新の恋愛事情を知る上で非常に興味深い内容になっておりますので、是非とも最後までご覧ください。
「結婚を意識する相手としか付き合わない」に対する回答
それでは早速「恋愛・結婚調査2023(リクルートブライダル総研調べ)」より、以下「結婚を意識する相手としか付き合わない」に対する回答をご覧ください。
※グラフの数値は、「まったくあてはまらない」「あまりあてはまらない」「どちらとも言えない」「ややあてはまる」 「非常にあてはまる」の5段階で尋ねたうち、「ややあてはまる」+「非常にあてはまる」の合計
画像:恋愛・結婚調査2023(リクルートブライダル総研調べ)
上記2017年〜2023年の変化を見てみると、「結婚を意識する相手としか付き合わない」に対して「非常にあてはまる」「ややあてはまる」を選んだ割合が、20代と30代で増加傾向にあることがわかります。
特に20代の上昇率が顕著で、「結婚を意識する相手としか付き合わない」という考え方に肯定的な方が、男女共に3人に1人以上の割合にまで上っています。
やはり「結婚を意識した恋愛」を重視する男女が急増していることは事実であり、若い世代でより顕著な傾向が見られるといえるでしょう。
参考:恋愛・結婚調査2023(リクルートブライダル総研調べ)
「結婚を意識した恋愛」を重視する男女の急増について考えられる理由
上述した結果を踏まえ、本項では「結婚を意識した恋愛」を重視する男女の急増について考えられる理由をいくつか考察します。
効率的な人生設計がみられる
ミレニアル世代〜Z世代にあたる男女では、「コスパ」や「タイパ」という言葉が飛び交うように、物事に効率性を強く求める傾向が見られます。
人生設計にも効率的な考え方は十分に影響していると考えられ、結婚においても「失恋を減らして少ない交際回数でゴールインしたい」と考えても不思議ではありません。
実際に、記事「恋人がいる未婚者○割!? 交際に興味があるのに恋人がいない理由3選!」でも触れているように、最近は、交際に興味があってもあえて恋人を作らない人が多く、その間に仕事や経済的な自立を目指す方が増えてきています。
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前述で触れた「コスパ」と「タイパ」の内容に近いですが、今の日本の暮らしでは、仕事に費やす時間とそれに伴う経済力が人生において重要視されています。
確かに、常に恋愛にお金を使っていては若いうちに十分な貯金ができないというのは、日本のリアルな経済事情といえます。
夫婦においても共働きが必須と言われる昨今では、恋愛に注げるお金と時間は限られているため、本気で結婚を考えられる人にだけリソースを費やしたいと考えるのは自然な流れかもしれませんね。
平均結婚年齢の上昇
平均の結婚年齢が上がってきていることも、若い内の恋愛が“結婚に結びつかない恋愛”として後回しにされる要因になっています。
30代を超えて結婚する人が増える昨今では、10〜20代の恋愛が結婚に結びつくイメージが湧かないのも無理はないでしょう。
また、婚活サービスの発展もこの傾向を後押ししており、婚期が近づいてからでも出会える/結婚しやすいという安心感が闇雲な恋愛行動を減らしているとも考えられますね。
まとめ|「結婚を目的とした真剣恋愛」が増えている
恋愛すること自体が目的ではなく、恋愛を通じてしっかりと結婚を意識する——。
「結婚を目的とした真剣恋愛」が増えていることは、本気で婚活に取り組む方にとって非常に良い傾向と言えます。
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