あなたは、何歳までに結婚するのが理想ですか?
「30歳くらいまでに結婚したい!」という方の多くは、初婚の平均年齢がおおよそ30歳前後と言われていることを意識されているのではないでしょうか。
実際に婚活市場においても、最近は初婚の年齢が遅くなってきていることから、20代半ばでも焦らずに構えている方が多くいらっしゃいます。
しかし、初婚年齢の平均データには一般的な認識との間に大きなギャップが隠されているということに多くの方が気づいていません。
平均初婚年齢の30歳というのは、初婚年齢の真ん中らへんでもなければ、初婚が一番多いわけでもないのです。
そこで本記事では、初婚年齢の平均30歳の裏に隠された女性の本当の結婚年齢のピークをお教えしたいと思います。
周りの結婚に取り残されたくない!という方は、是非とも本記事で初婚年齢のデータの裏側を知っておきましょう。
男女の平均初婚年齢
まずは、最近の男女の平均初婚年齢について、厚生労働省による「人口動態調査」を基に詳しいデータを見ていきましょう。
出典:厚生労働省
上記によると、令和4年時点の平均初婚年齢は、
- 男性(夫)→31.1歳
- 女性(妻)→29.7歳
となっており、初婚年齢の平均が30歳前後という一般認識は正しいといえます。
また、初婚年齢は徐々に上昇傾向にあり、平成7年と比べると3歳ほど初婚年齢が上がっていることもわかります。
平均であって件数が多い年齢ではない
しかし、前述した調査結果に記載された数値は平均であり、結婚年齢のボリュームゾーンではありません。
というのも、結婚年齢の本当のピークを考える上で忘れてならないのは、結婚は10代後半から可能になる一方で、上の年齢に制限がないという点です。
統計データでは、高齢の初婚夫婦の年齢も合計して件数で割ったものが平均として記載されるため、実際に結婚する人が多いピーク年齢との間にギャップが生じてしまうのです。
本当の結婚年齢のピークは?
それでは、本当の結婚年齢のピークは何歳なのかー?
前項に続けて、厚生労働省による「人口動態調査」から、初婚の妻の年齢の構成割合を参考に見ていきます。
出典:厚生労働省
上記グラフでは、妻の初婚年齢を件数の割合で示しており、令和4年時点で女性(妻)の初婚年齢のピークは27歳前後であることがわかります。
30歳前後はというと、初婚ピークの頂上を過ぎた6合目あたりで、24歳前後の結婚件数と同程度の割合ということになります。
一方で、女性の初婚平均年齢を30歳近くに押し上げていたのは30代半ば以降の件数であり、最近は40代の結婚件数が10代の結婚件数を凌ぐ割合であることも窺えますね。
また、本データは女性に限るものですが、前述までの他の調査結果との対比から、男性の初婚ピークも20代後半に収まることが想定されるでしょう。
まとめ|女性の本当の結婚年齢のピークは27歳前後!
今回取り上げた初婚年齢のように、データの平均には外れ値的なものが含まれていることも多く、最もポピュラーなゾーンとは大きなギャップが生じることがよくあります。
事実、女性で最も結婚する人が多いのは27歳前後ということですから、一般的に平均とされる30歳前後を意識していたら周りがどんどん結婚してしまった‥なんてことも十分にあり得ますよね。
特に結婚はしたいと思ってすぐにできるものではなく、意識してから実現までに時間を要するものです。
また「何歳までに出産したい」という例も同様で、結婚を意識し、出会いがあり、交際し、入籍し、引越しをして、結婚式をして、、さらに子供を授かるまでに数年の月日が流れることさえあります。
本記事を通じて一番に伝えたいことは、早くから婚活や妊活に取り組むべきだということです。
結婚や出産は周りの動きを感じ取ってから行動するのでは、かなりの遅れをとることになりますから、時には将来を具体的に考える時間を設け、余裕を持ったライフプランを心がけていきましょう!
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